ヒゲを毛抜きで抜くと余計毛が濃くなるってホント?

そんな心配をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ですが、毛抜きをする=毛が濃くなるという事はありません。

ヒゲを毛抜きするのは、きちんと髭剃りをしていても青ヒゲが気になる、ヒゲが濃いからやっているのではないでしょうか?

確かに毛自体を抜いてしまえば青ヒゲの解消になりそうですが、思わぬ肌トラブルに見舞われる事もあります。

今回は毛抜き=毛が濃くなってしまうのはホント?

という噂についてや、毛抜きのトラブルやヒゲのおすすめの処理の仕方について解説します。

 

ヒゲを毛抜きしてもヒゲは濃くならない

ヒゲを毛抜きしてもヒゲが濃くなるという事実はありませんが、年齢を重ねたりストレスや喫煙などで男性ホルモンの分泌が増え、それが原因でヒゲが濃くなる方が多いようです。

ヒゲが濃くなってきたタイミングで毛抜きをする方がいらっしゃるので、毛抜きをする=ヒゲが濃くなるという噂がたってしまっているのかもしれません。

 

ヒゲを毛抜きしてもヒゲは生えてくる

ヒゲを毛抜きすると毛穴から毛の根本が“ズボ”っと抜けるので、そこから毛が生えてこなくなるのでは?と思ってしまいがちですが、そんな事はありません。

毛抜きでヒゲは濃くなりませんが、毛抜きで生えてこなくなるという事もありません。

肌の表面だけでなく、毛穴の中の毛から抜ける毛抜きですが、毛を作る細胞である毛母細胞なくなる訳では無いので、時間が経てば再びそこからヒゲが生えてくるのです。

 

ヒゲを毛抜きするトラブル・デメリット

ヒゲを毛抜きすると青ヒゲが目立たなくなる、一時的にヒゲが薄くなりますが、良い事ばかりではありません。

ヒゲを毛抜きをすると様々なトラブルが引き起こされる危険があるので、次で解説致します。

 

毛穴から出血する恐れがある

ヒゲを毛抜きしたところから出血する事があります。

出血すると毛穴が開く、出血部分がカサブタになり肌に凹凸が出来てしまう、などのトラブルが懸念されます。

 

肌の色素沈着

ヒゲは毛が太く、毛根が肌の深いところにあるので痛みが強いです。

そしてヒゲは密集しているため強い刺激が顔の狭い範囲で加え続けられる状況にあるわけです。

すると肌はダメージ回復の為にメラニンを生成するのですが、それが黒い色素沈着の原因となってしまうのです。

毛抜きをして青ヒゲや肌をキレイに見せる目的のはずが、逆に色素沈着で黒ずみの原因になってしまう恐れもあるなんて嫌ですよね。

 

毛嚢炎などの細菌感染する恐れがある

毛嚢炎とは、毛穴の奥にある毛嚢に細菌が入り込み感染し、赤みを帯びた発疹で、一般的に“おでき”と言われる事もあります。

ヒゲの毛抜きやカミソリでのヒゲ剃りなどで生じた傷から細菌が毛嚢へ入り込み炎症を起こしてしまうのです。

赤く腫れて痛みも伴いますので、それが出来てしまったら肌を清潔にし、一時的に毛抜きやヒゲ剃りを控える必要があります。

痛みや腫れがヒドイ場合は病院を受診し、薬の処方・時には皮膚切開をし膿を出す処置になってしまう事もあります。

 

埋没毛になってしまう可能性がある

埋没毛とは皮膚に毛が埋もれたまま伸びてしまっている状態です。

ヒゲの毛抜きで肌が傷つき、カサブタになってしまった箇所で毛穴が塞がれ埋没毛になってしまうケースが非常に多いです。

カサブタにならなくても、頻繁な毛抜きやヒゲ剃りで肌にダメージが蓄積、乾燥状態が続くと古い角質が剥がれ落ちる事なく残ってしまい毛穴を塞いでしまう事があります。

するとそれも埋没毛の原因となってしまうのです。

 

埋没毛になってしまうと、毛抜きや針で毛を露出させてしまいたくなりますが、すると今度は細菌感染から毛嚢炎になる可能性がありますのでおすすめ致しません。

埋没毛は肌の乾燥が大敵なので、化粧水や乳液で保湿し自然に肌から毛が排出されるようにしましょう。

 

ヒゲのおすすめの処理方法を解説

毛抜きによるヒゲ処理は青ヒゲの解消に効果がある一方、様々な肌トラブルを招く危険性が高い事がわかりました。

毛抜き以外のおすすめのヒゲ処理方法について解説しました。

 

カミソリによるヒゲ剃り

カミソリによるヒゲ剃りが短時間で毛抜きより肌へのダメージが少なく処理できるでしょう。

シェービングクリームを使い切れ味のよい刃で剃る、剃った後は保湿をしっかりする事が大切です。

【注意点】

  • カミソリの刃の交換について、メーカーは14回に1度の交換を推奨しています。
  • 切れ味の落ちた刃で何度もヒゲ剃りをすると肌が傷つき、毛嚢炎や埋没毛などの肌トラブルにつながりかねません。

 

 

電気シェーバーによるヒゲ剃り

電気シェーバーはカミソリで剃るよりも肌のダメージが抑えられるヒゲ処理方法です。

カミソリによるヒゲ剃り同様、ヒゲ剃り後の保湿をし乾燥肌を防ぎましょう。

【注意点】

  • 切れ味の落ちた刃は肌を痛める原因にもなるため、メーカーが推奨する刃の交換時期を守りましょう。

 

 

医療脱毛でヒゲを生えてこなくさせる

カミソリや電気シェーバーによるヒゲ剃りについて解説してまいりましたが、それは「日々の手入れが必要になるもの」であります。

ヒゲの手入れに時間や道具が継続して必要となってしまいます。

ヒゲが生えてこないように処理したいと強くお思いなら、ヒゲの医療脱毛がおすすめです。

 

医療脱毛サロンによるレーザー脱毛は、毛の生える組織を破壊する方法で脱毛します。

破壊された細胞からは毛が生えてきませんので、永続的なヒゲの処理方法になります。

医療脱毛を行うサロンは医師や看護師がおり、無料カウンセリングや肌トラブルに関するアフターケアもしっかりとした体制が整えられているので安心です。

 

毛の生え変わる周期が2か月程度なので、その間隔でサロンに通う必要がありますが、密集した太い髭が脱毛されれば青髭は目に見えて薄くなる効果が高いでしょう。

今まで髭剃りをしていた時間や負担が全て無くなり、尚且つ青髭の解消・改善、清潔感も手に入る医療脱毛はおすすめです。

 

医療脱毛なら肌トラブルを回避・毛が生えてこなくなる

ヒゲ処理方法としておすすめなのは医療脱毛です。

医療脱毛は医師や看護師により運営されており、カウンセリング~施術〜アフターケアまでしっかりとしているので、安心です。

自己処理では肌トラブルに関しては自分で対処しなければなりませんが、医療脱毛は医師や看護師が肌の状態を見て施術してくれるのでおすすめです。

 

医療脱毛サロンへ通う頻度

髭の生え変わりが2か月と言われているので、その頻度で脱毛サロンに通う必要があり、脱毛には個人差がありますが1年半ほどかかると言われています。

あくまでこの回数は目安で、ヒゲの濃さによって個人差がありますが、ヒゲ自体が少なくなり生えなくなるので効果が実感出来るでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ヒゲを毛抜きしても濃くならない、おすすめのヒゲ処理方法について解説してきました。

医療脱毛以外は自己処理が基本となり、肌トラブルを防ぎつつ継続的な処理が必要となるものです。

ヒゲの処理方法としておすすめなのは医療脱毛で、自己処理がなくなるメリットが大きいので是非検討してみてくださいね。

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